ファイブカラーズインクが考える大阪市の新築住宅(注文住宅と建売住宅)
2021/12/04
わたしたちは新築住宅を設計しています。
新築住宅には大きく分けると2つありますね。1つは注文住宅。そしてもうひとつが建売住宅ですね。
まず下の写真を見ていただきたいんです。
じゃ~ん! 笑 (゚∀゚)
この写真の住宅はどっちでしょうか。答えは「建売住宅」なんです。
きっと皆さん、「え?!」って思われるとおもいますが、ホントなんです。京都で建てた建売住宅なんです。
なぜこれが実現できたのか。それはもちろんこの住宅を販売される住宅会社さんの努力ですが、
その努力をしていただく前にわたしたちの提案がありました。
新築住宅の中でも建売住宅の購入を考えておられる方は何度も重ねる打ち合わせが煩わしかったり、
設計事務所の設計料や予算が気になったり、イメージが湧かなかったりと様々だと思います。
何より「建っているので」分かりやすいですよね。見て気に入れば買う。気に入らなければ買わない。
でも建売住宅ってどこの会社を選んでも大体同じ間取りだし、似たようなデザインだし、面白くないですよね。
だから面白い空間を作ったんです。楽しい空間を提案したんです。
面白さや楽しさを住宅に求めてない方からすると「そんなんどうでもえ~ねん」(´・ω・)だと思いますが、
でも面白い空間や楽しい空間は心地よかったりします。
吹抜けのある空間ですごく開放的で、階段だって木の温もりがある。室内全体が広く感じます。
実際の面積は建坪では18坪程度。建物全体でも30坪くらいです。
そんなに大きな家じゃなくオーソドックスな大きさです。
でも間取りの考え方、つまり住宅設計の仕方ではこんなに広く感じる空間を作ることが出来るんです。
それを建売住宅を購入されようと思っているみなさんに知って欲しいなと思いました。
いいことばかりではありません。
例えば空間が全部ひと繋ぎになっているので空調が効くまで多少時間がかかります。
でも一度暖房で温まったり、冷房で空気が冷えてしまえば家全体が同じ温度で快適に過ごせます。
なにも高い全館空調システムを入れなくても済みます。
そして何より、家のどこにいても楽しい。
我々人間の生活はコロナ禍で大きく変わりましたね。特に家にいる時間が長くなりました。
いわゆる、おうち時間が延びましたね。
ということはそのおうち時間を過ごす空間が息が詰まってしまうような住まいだったらどうでしょうか。
収納が沢山あれば便利でしょう。部屋が細かく仕切られていたらプライベートは確保できるかもしれません。
でもその分、住まいの「楽しさ」や「面白さ」は無くなってしまいます。
せっかく新築を購入しこれから何十年も暮らすマイホームです。
利便性やコストだけで選ぶのも大切ですが、ちょっとだけ視線を変えて「楽しい空間」や「面白い空間」
を意識してみてはどうでしょうか。
きっと夢が広がります。未来の住まいが心地よくなりますよ。これからは個性のある住まいを作る時代です。