これからの住まいを考えよう3 大阪市の注文住宅 設計事務所
2022/02/26
これからの住まいを考えるシリーズ第三弾ですが、ちょっと脱線。
といっても関係してくることなのですが、私は福岡生まれなんですね。唐突ですが。
第二弾では、私たちは大地(不動産)から自由になったと言いました。
私の周りでも都会近辺の住宅街から少し離れた場所を求めて住まいを探している人がいます。
その距離感は様々ですが、例えば、関西で言えば淡路島に移住したいという人が増えています。
大手人材会社のパソナが会社を淡路島に移動させたこともありますが、夏は温暖でゆっくりと時が流れています。
せかせかした都会と距離を置いて仕事をして、子どもとの時間を大切にする。休暇を楽しむ。
インターネットとオンラインソフトがあれば、別荘地とかリゾート地と言われるようなところからでも
仕事が出来る。週に一回、もっといえば月に一回程度出社すればいいという会社もどんどん増えるでしょう。
完全オンラインでの企業も身近にいます。石垣島で過ごしながら東京の会社とやりとりしている
社長さんもおられます。
で、ここからが本題なのですが、最初にわたしは福岡出身といいました。
福岡はとてもいいところです。ご存じの方も多いかと思いますが、食が豊富で、人もあたたかい。
福岡市内(天神、博多区)は都会ですが、街が狭いのでそこから少し外れれば田舎の風景が広がっています。
たとえば関西から福岡に引っ越したいという方がおられたとします。
土地勘も頼る人もいない新しい場所でどこに住まいを求めれば良いか分からない。
そんな人たちのために福岡で生まれて育ち、大阪で仕事をする私が何か役に立つのではないかと思っています。
土地探しや中古物件の選定や注文住宅の設計、工務店の選択など建築の専門としてそのネットワークと
知識を活かせることが出来るんじゃないかと考えています。
これが新しい事業になるのかどうかはわかりませんが、そんなことを考えています。
大地から自由になって生き方に合わせた暮らしの場所を選ぶという
新しい時代の住まい選択の在り方を模索しています。 中島崚真